会津温泉口駅から檜枝岐に向かう道中では、もう燧ヶ岳が見える。
全面雪化粧で、普通の装備では登山できないのが分かる。
2008.06..14 ozei
会津温泉口駅に行くには、鬼怒川温泉駅で、ローカル列車に乗り換える
吉田屋さんの夕食。たくさんあるなかの一つ。2つの固形燃料で炊いているのは、猪鍋。確かに旨いが、今回はほかにも目移りするモノがあり、魅力が薄かった。ごめん。
翌日14日(土曜日)、檜枝岐から、バスに乗って沼山峠に向かう。会津バスの運転手さんは山岳運転に慣れていて、実に旨いハンドルさばきだった。都会のバスのようにオートマチックではありません。
正面から雪道に取り組まないと、滑って怪我をしてしまう。
気温は低いが、登り坂なので、寒くはなかった。
いざ、出発。時刻は午前7時半。中央で決めているのが、山岳の後半でちからを発揮する高梨さん。赤いスパッツはおしゃれ優先ではなく、遭難のためだが、決まっている。
見落としてしまいそうな可憐な花が咲いている。
吉田屋のご主人自慢のイワナの薫製。これ一匹で4合の日本酒骨酒が味わえる。4回お代わりをした。
このページは福島県 「尾瀬湿原」を撮影したものです
沼山登山口には、いきなり雪の固まりが。広場の雪をここに捨てた後だろう。
これも旨い。そば。福島県はそばの名所。食事の中間で出てきて、早めに食べろと指示が飛ぶ。(それだけの価値がありました)
最初に見える水芭蕉の群生。ここでカメラマン達が、ひとまず押さえようとして混雑。
山桜が満開の時期を迎えていた。蝶も飛び、雪も残り、蛙が鳴き、一度に春が訪れたような感じ。
沼尻到着。青空が次第に広がる
そして、燧ヶ岳の山頂も拝めるような青空となった。雪渓の沢を登ると、山の全容が見えるはず。
前回は、雪渓の頂が頂上だと勘違いして、無謀な登山を行った。
こんな青空が広がると、誰しも心豊かになる。
栃の実のお餅のデザート。これも手が出なかった。(飲み過ぎて)
これは旨かった。鹿肉の生肉。ニンニクで頂く。
少し行くと木道は雪に覆われる。早くも緊張感が走る。
なぜ、看板を掲げているのか不明。ナナカマドは寄生植物なので、「だけかんば」にとりついたという意味だと思う。小学生用にひらがなで書くのなら、その背景も語れ、と言いたい。
凄い靴下。珍しかったので、パチリ。
本来あるべき水芭蕉の生息。だが、水辺以外の乾地にも至る所に咲き乱れていた。後に掲載。
多くの人に名前を問われたが不明。
HPでも探せなかった。
その草花の正面。
もっと時間があれば、この風景で小休止ですね。もう滅多にお目にかかれない春の小川って感じです。
小川のほとりの柳「やっと芽を出しました」と聞こえてくる。
ミヤマキンバイ
小さな花なので、木道に貼って撮影
湿原を蛇行する小川、視野が開け気持ちが和む。
尾瀬沼が見えてきた。このあたりで雨が降り始める。正面が長蔵小屋(休息ポイント)
尾瀬沼。標高1,700m、天候悪化、視界不良、視野狭窄。
長蔵小屋では桜が満開だった。桜色の花びら。
郵便ポストがある。携帯電話があるから「郵便は、はやらねぇ」と思うかもしれないがこの辺一帯は携帯電話が通じないのだ。、
雨の装備をして出発。この直後、急速に雨が上がり、雲がとぎれて、天気が回復し始めた。
完全武装だが、もうすでに雨は上がっている。雨具で蒸して暑いだろうな。
お互いに撮りっこしている。おじさん達。お互いに12倍ズームをかけているので、実際は撮りっこしているようには見えないのが、ハイテクの凄いところ。
沼尻方面に少し行ったところで木道の左右に視界が開ける。上が右側。水芭蕉が点在している。下が左側、沼の向こう側にはもう日が差している。
隅っこで水芭蕉を撮影している。景色が雄大なので、カメラに収めきれない。
景色に圧倒されている。その気持ちわかるぞぉ。
一本道は団体さんと出会うと悲惨。
しばらくは木道の片隅で待たなければならない。
上の風景の前でカメラの設定を行う。だれもが、ここで立ち止まる。
水没の水芭蕉。
行く手に青空が。
女性陣はタラの芽だと言うが、タラの芽は見たことがない、コロモがついて揚がったのは見たことあるがコロモのためよく見えないのである。
水芭蕉が点在する。中央やや右手に、燧ヶ岳の雪渓が少し見える。左隅に、景色を愛でないでずんずん行く仲間がいる。
あっという間にこんな天気に変わる。そして、
もう疲れて写真はいいわ。と言われるが、写真班としてはそういうわけにも行かず無理にでも撮影する。
「タテヤマリンドウ」
紫の可憐な花だけど光線が強く、色が濃く出ない。
水芭蕉、4連発
巨砲
「こっちを見ようね」
「うん」
二人仲良く
ペアで観戦
シャクナゲはまだ堅いつぼみ
気持ちよく空が抜けた
ウグイスの鳴き声をまねしていたら、怒って近くまで来て、鳴き比べバトルとなった。
ウグイスは鳴くのは雄だから、ウグイス嬢はあり得ない。
桜が満開
沼が青く輝き幻想的だった。
廃退的な雰囲気濃厚、いい味出している
いかにも東京から来た感じのヒト
燧ヶ岳全容
当初はここに登るはずだったが。
樹林の中、太陽がここだけスポットで当たり、強いコントラストが得られた。
全員無事3時20分のバスに乗車できた。
とりあえず各駅停車で鬼怒川温泉駅まで。